ひらすい博物館
       〜楽器館〜

このページでは、ひらすいの楽器たちを紹介します。
それぞれの展示館をクリック!

○常設展示館
ひらすいで使用している楽器を紹介します。

○特別展示館(別ウィンドウが開きます)
個々の楽器について、オーナーがその楽器入手の経緯や
楽器への思い入れなどを熱く語ります。

 
☆常設展示館「ひらすいで使用する楽器たち」
 ひらすいが日頃の演奏活動で使用している楽器たちを紹介します。
 それぞれの楽器名をクリックしてください。
 オーボエフルート/ピッコロクラリネットサクソフォーン
 ホルントランペットトロンボーンユーフォニアムチューバ
 パーカッション(打楽器)


●オーボエ(Oboe)
オーボエは、上下に合わされた2枚のリードで音を出す
ダブルリード式の木管楽器です。
「オーボエ」という楽器名はフランス語で「高い木(木管楽器)」という意味の
「haut bois」が語源となっています。
オーボエの特徴的な音色はチャイコフスキーの「白鳥の湖」や
サン=サーンスの「サムソンとデリラ(バッカナール)など、
いろいろな曲で効果的に使用されています。

オーボエ属の楽器にはオーボエのほかに
コールアングレ(イングリッシュホルン)などがありますが、
ひらすいでは主にオーボエのみを使用しています。

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●フルート/ピッコロ(Flute/Piccolo)
フルート
フルートといえば、現代ではクラシックはもちろん、
ポップスやジャズなどでも幅広く使用される、
皆さんがよくご存じの金属製の横笛のことを指しますが、
古くは笛全般のことを指していました。
吹き口に息を吹き付け、吹き口に当たる息が作る
空気の渦によって音を出す楽器で、エアーリード楽器と呼ばれています。
管体は金、銀、プラチナなどの貴金属でできていますが、
歴史的・構造的な面から金管楽器ではなく木管楽器に分類されます。

ピッコロはフルートと同属でフルートより1オクターブ高い音の出る楽器です。
多くの場合、ピッコロはフルート奏者が兼務しています。
スーザの「星条旗よ永遠なれ」などで高らかで澄んだ音を披露しています。

フルート属の楽器にはほかにアルトフルートやバスフルートなどがありますが、
ひらすいではフルートとピッコロを使用しています。

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●クラリネット(Clarinet)
B♭クラリネット(ソプラノクラリネット)
クラリネットは、吹奏楽では旋律を担当することの多い木管楽器であると同時に、
オーケストラやジャズなど様々な場面で使われる、
これまた皆さんよくご存じの楽器です。
1枚のリードで音を出すシングルリード楽器で、
楽器の本体は黒檀の一種である「グラナディラ」という黒くて堅い木でできています。
皆さんがよく見かけるクラリネットは、正確には「ソプラノクラリネット」といいますが、
クラリネット属の楽器の基本形でもあり、
一般的には単に「クラリネット」と呼ばれています。
クラリネット属にはほかに、少し高い音を担当する、
一般的に「エスクラリネット」と呼ばれるソプラニーノクラリネット」や
低音を担当する「バスクラリネット」をはじめ、
コントラバスクラリネットやアルトクラリネットなどがあります。

ひらすいでは「クラリネット」「エスクラリネット」「バスクラリネット」を使用しています。

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●サクソフォーン(Saxophone)
アルトサクソフォン
サクソフォンはよく「サックス」と略して呼ばれ、その演奏される姿や音色から、
もっとも人気のある楽器の一つで、吹奏楽部の新入部員が担当楽器を決めるとき、
もっとも希望者が殺到する楽器とも聞いたことがあります。
サクソフォンは19世紀のベルギーの楽器製作者である
アドルフ・サックスによって考案された金属製の木管楽器で、
木管楽器の柔らかな音色と金管楽器の壮大な音の広がりを目指して製作されました。
現代ではジャズを中心にポップスやロック、吹奏楽など
様々なジャンルで使用されており、一部のオーケストラ曲でも使用される楽器です。
また、ソロ楽器としても人気があり、日本人でも渡部貞夫や坂田明、マルタ、須川展也など
著名なサクソフォン奏者が活躍しています。

サクソフォンにはソプラニーノからソプラノ・アルト・テナー・バリトン・バス・コントラバスと
高音から低音までの音域を網羅する楽器がありますが、
ひらすいではソプラノ・アルト・テナー・バリトンの各サクソフォンを使用しています。

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●ホルン(Horn)
ホルン(フレンチホルン)

古来ヨーロッパでは、動物の角から作られた「角笛」が使われてきました。
この「角」という意味の単語「horn」がそのまま楽器名となった楽器です。
ほかの金管楽器と同じく、マウスピースに当てた唇を振動させて音を出すリップリード楽器です。
ホルンの音色は木管楽器の音色と良く溶け合い、木管アンサンブルにもよく使用されます。
ホルンはほかの金管楽器と異なる点は、音色を変えようとするときには
奏者がベル(朝顔)の中に入れた右手を動かして調整できるところです。
その他の金管楽器ではミュート(弱音器)をベルに差し込んで音色を変えています。

ひらすいではF調のホルンを使用しています。

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●トランペット(Trumpet)
トランペット

おそらく、楽器や音楽に疎い人も「トランペット」という名前はよくご存じでしょう。
金管楽器の中で高音部を担当する楽器で、たくさんのジャンルの音楽で、
バンドの一部として、またソロ楽器として多用される楽器です。
トランペットの歴史は古く、およそ3000年前のエジプトの
出土品の中にも記録が残されています。
現在のように3本のピストンを備えたトランペットができたのは19世紀ごろのことで、
それ以前には音階を変える機構の全くない「ナチュラルトランペット」や、
トロンボーンのように管の長さを変える「スライドトランペット」が誕生しています。
現在、皆さんがよく見かける、一般的に「トランペット」と呼ばれる楽器は、
正式には「ソプラノトランペット」と呼ばれています。
トランペットの仲間にはさらに高音を出す「ピッコロトランペット」や
低い音域を担当する「バストランペット」、
ファンファーレなどに使われ、管体がまっすぐのびた「ファンファーレトランペット」、
トランペットとよく似た形をした「コルネット」「フリューゲルホルン」などがあります。
トランペットの管体がほぼ円筒形で、鋭く輝かしい音色を出すのに対し、
「コルネット」「フリューゲルホルン」は管全体が円錐形をしており、
トランペットよりも深みのある、柔らかい音を出します。

ひらすいのトランペットパートでは、トランペット(ソプラノトランペット)、
コルネット、フリューゲルホルンを使用しています。

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●トロンボーン(Trombone)
トロンボーン(テナーバストロンボーン)
トロンボーンもまた、トランペットと同様に皆さんがよくご存じの金管楽器です。
原型はトランペットと同じもので、スライドトランペットから派生した楽器だと言われています。
トロンボーンの特徴は何と言っても伸び縮みする「スライド」です。
ほかの金管楽器ではピストンやロータリーによって長さの違う管を切り替えて
音階を変えていますが、トロンボーンはスライドで管そのものの長さを変えて音階を変えています。
スライドのおかげで切れ目無く音階を上下させる
「グリッサンド」という奏法ができる楽器ではありますが、
奏者はスライドの位置を正確に身につけなければなりません。
トロンボーンのうち、もっとも一般的で単純な楽器は「テナートロンボーン」という楽器ですが、
最近の吹奏楽では調を切り替える管を追加した「テナーバストロンボーン」がよく使われるほか、
少し管が太く、低音を出しやすくした「バストロンボーン」などの種類があります。

ひらすいでは「テナーバストロンボーン」「バストロンボーン」を使用しています。

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●ユーフォニアム(Euphonium)
ユーフォニアム
ユーフォニアムは中型の金管楽器で、トロンボーンとほぼ同じ音域を担当しますが、
トロンボーンより柔らかく丸みのある音色をしています。
管体は円錐形の管を幾重にも巻き、3本ないし4本のピストンを持ち、
ベル(朝顔)は上を向いています。
ユーフォニアムの活躍の場は主に吹奏楽や英国式の金管バンドですが、
まれにオーケストラでも「テナーチューバ」として使われる場合があります。
ホルストの「惑星より『火星』」のソロをご存じの方もいらっしゃるでしょう。
なお、日本ではピストン式の楽器を「ユーフォニアム」、
ロータリー式の楽器を「テナーチューバ」と呼ぶことがありますが、
この区別は国や地域によってまちまちで、
ピストン式の楽器も含めて「テナーチューバ」と呼ばれたり、
ロータリー式も含めて「ユーフォニアム」と呼ばれることもあるようです。
また、ユーフォニアムと同じ音域を担当し、
ユーフォニアムよりも小柄で管が細い「バリトン」という楽器もあります。

ひらすいでは主にユーフォニアムを使用し、必要に応じてバリトンを使用します。

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●チューバ(Tuba)
チューバ
チューバはもっとも大型の金管楽器であり、金管楽器の中でもっとも低い音域を担当します。
一般的に「チューバ」と呼ばれる楽器は、正確には「バスチューバ」と分類され、
B♭、C、E♭、Fの各調子の楽器があります。
この中でも、特にB♭、Cのバスチューバを「コントラバスチューバ」と分類しています。
吹奏楽ではB♭とE♭のチューバがよく使われます。
また、ピストンが楽器に対して縦に配置されている(アップライト)楽器は
「バス」と呼ばれる場合も多くありますが、吹奏楽ではB♭の楽器は単に「チューバ」、
E♭の楽器は「エスバス」と呼ばれることも多いようです。

ひらすいではB♭の「チューバ」を使用しています。


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●パーカッション(打楽器・Percussion)
パーカッション(ティンパニ)
打楽器とは打つ、こする、振るなどして音を出す楽器の総称で、
分類上はティンパニ(写真)をはじめとする太鼓類やタンバリンのように
楽器に張られた膜を振動させる「膜鳴楽器」と
チャイムやシンバル、トライアングルなど楽器そのものを振動させる「体鳴楽器」に分けられます。
体鳴楽器のうち、木琴類や鉄琴類を
特に「鍵盤打楽器」や「音板楽器」などと呼ぶ場合もあります。
吹奏楽では多くの打楽器を使用しています。
発生・発達した地域などによって様々な形の打楽器があり、
その材質も動物の皮や骨、木、金属などでできたものがあるほか、
人間の手拍子やフィンガースナップなども打楽器の一種だといえるでしょう。
また、最近では息や声を使って打楽器の音を模した「ボイスパーカッション」も盛んに行われています。

ひらすいでは、第10回演奏会において20種類以上の打楽器を使用しました。

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